About JAR

ロッキーズの理念

ロッキーズの歴史

デンバー近郊に住むある日本人のお母さんが、我が子が日本語を話す子供達と楽しく遊べる環境を求めて呼びかけて集まった3組の親子達とプレイデートを始めました。アメリカに永住する日本人の親を持つ子供達はどうしても現地語である英語が強くなってしまう。このプレイデートはそんな悩みを持つ日本人の親御さんの共感を得て次第に大きくなり、幼児を対象とした日本語教室へと進化しました。その後口コミで生徒数を増やした教室は2006年に非営利団体ロッキーズ日本語アカデミーとして正式に設立されました。翌2007年にはコロラド大学ボウルダー校の日本語専任講師を務めるシブリ久子をディレクターに迎え、2023年現在では2歳児から大人まで約150人の生徒が日本語を学んでいます。

こんな経験はありませんか?

日本語補習校との違いは?

校は文部科学省が管轄する日本の学校です。親の仕事や留学の都合で日本国外に滞在する日本人の子女が日本に帰国した際に日本の学校にスムーズに適応出来るように、日本のカリキュラムでの学習を続けるための学校です。

ロッキーズの生徒は住まいをアメリカとしており、日本に「帰国」する事は基本的にないので、日本で日本の学校に通い生活するための日本語ではなく、継承語としての日本語を学習しています。そのため特にリスニングとスピーキングに力を注いでいます。

ロッキーズは日本語「を」学ぶ場で、補習校は日本語「で」各教科を学ぶ学校です。

ロッキーズのユニークなアプローチ

ロッキーズのクラスとカリキュラムは、生徒達に合わせて毎年変わります。もちろん年齢もある程度は考慮していますが、日本語の習熟度によって同じクラスに年齢が異なる生徒が在籍したり、2〜3年間同じクラスに在籍したりしているのがロッキーズの特徴です。

現地や日本の学校と違い、1年生の次は2年生、というような固定されたシステムでは必ずしもありません。

毎年学年度始めにはクラス毎のその年のカリキュラムとゴールが提示され、担任の先生と面談があります。

またロッキーズでは個人授業も提供しています。先生の人数とスケジュールに限りがあるために提供出来る保証は必ずしもありませんが、個人のニーズに合わせた日本語学習が必要な御家庭や、プラスアルファの学習を希望される御家庭はお問合せ下さい。

Advanced Placement (AP) JapaneseとSeal of Biliteracy

Advanced Placement (AP) Japanese

APは高校在学中に大学レベルの授業を履修する事で、APテストにパスすると大学1年生レベルの授業単位として認められるシステムです。どのAP単位をどれだけ認めるかは大学によって異なりますが、全米で広く取られています。日本語だけでなく様々な外国語を含めた幅広い科目のAPテストがあります。


Seal of Biliteracy

Literacy(英語)とAP(英語以外の言語)の両方で規定以上の成績を収めた高校生にコロラド州から授与される、バイリンガルの証です。

ロッキーズは、高校卒業までにこのAP日本語のテストをパスする(スコア3以上を取る)事をひとつの目標にしています。

学校行事

日本語の理解を深め、学習のモチベーションとすべくロッキーズでは運動会(パン食い競争、綱引き、リレーなど)やお楽しみ会(クラス毎の発表と的当てなどの各種ゲーム)といった行事を行っています。